Lithographies by Idem Paris; Archive Collection2025.10.10
Lithographies by Idem Paris;
Archive Collection
今秋IDÉEでは、これまでIdem Parisで制作したリトグラフ・アーカイヴの展示・販売を行います。
十年以上に渡り、様々なアーティストのリトグラフを歴史的工房「Idem Paris(イデム・パリ)」で制作してきました。その中から特にIDÉEを代表するコレクションである、染色家 柚木沙弥郎とアーティスト/デザイナーのロナン・ブルレックのシリーズを中心にお届けします。また、映像や写真を使ったパリでの制作風景もご覧いただけます。この機会にぜひお越しください。
*IDÉE SHOP Onlineでもリトグラフをご購入いただけます。
イデム・パリ
1997年から運営。前身は100年以上の歴史がある、パリの伝説的リトグラフ工房 Moulrot(ムルロー)。壁には名作の数々が無造作に貼られ、当時から動いている鋳鉄の印刷機も趣があり歴史を感じさせる。ピカソ、マティス、ブラック、ミロなどの巨匠から現代の作家まで、一世紀に渡ってパリの伝統が引き継がれている、美しいアトリエ。
柚木沙弥郎
染色家。1922年東京生まれ。柳宗悦が提唱する「民藝」との出会いを機に、芹沢銈介に弟子入りし染色の道を志す。1955年、銀座のたくみ工芸店にて初個展。以降70年近くにわたり制作を続け、数多くの作品を発表する。フランス国立ギメ東洋美術館、日本民藝館、世田谷美術館をはじめ国内外で展覧会を開催、好評を博す。2024年1月逝去。
ロナン・ブルレック
1971年、フランス・カンペール(ブルターニュ)生まれのアーティスト/デザイナー。弟のエルワンとの兄弟ユニットとしてVitra, Flos,Hay, Magis などでプロダクトデザインを手掛け、現在はソロでのデザイン活動を行っている。さらにアート作品も多数制作、陶板シリーズ「Bas-Relief」やドローイング作品が、世界中で高い評価を受けている。
【同時開催】
柚木沙弥郎の原画展 『旅の歓び、旅の色彩』
会期|2025年11月7日(金)~12月1日(月)
会場|イデーショップ 自由が丘店 4F IDÉE GALLERY AND BOOKS
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記憶と色彩が交差する、柚木沙弥郎の創造の軌跡。ヨーロッパ、インド、日本各地を旅して出会った人や風景、文化をもとに生まれた作品群を展示。