Signe Persson-Melin Exhibition(東京)2023.12.19

Signe Persson-Melin Exhibition
期間:2023年12月29日(金)~ 2024年1月23日(火)
開催店舗:IDÉE TOKYO


IDÉE TOKYOに併設するIDÉE GALLERYでは、スウェーデンの陶磁器界を代表する陶芸家・デザイナーSigne Persson-Melin(シグネ・ペーション=メリン)の展覧会を開催します。
大変珍しいユニークピース(1点もの作品)や、今では入手が困難となったヴィンテージ品など多数展示販売します。
また彼女の哲学的な考え方や生前の経歴など、IDÉE独自の視点からシグネのご紹介もいたします。
なお今展示会は彼女のご遺族や彼女と懇意にしていたご友人から多大なご協力のもと開催の運びとなりました。
ぜひIDÉE TOKYOまでお越しください。

Message:
母の生涯の作品のいくつかが、東京で展示されることになったことは素晴らしいことです。
母の書斎には何メートルにも渡って日本の陶芸の本がありました。
日本の陶芸とその哲学は、生前から母にとって身近なものでした。
きっと今回一緒に東京に行きたかったことと思います。 − Per Melin

プロフィール

Signe Persson-Melin シグネ・ペーション=メリン
スウェーデンの陶磁器界を代表する陶芸家・デザイナー。建築家の父を持ち、10代で土と出会い陶芸家を目指すことを決意。ストックホルムの美大Konstfackとコペンハーゲンの美術工芸学校を経て、マルメに工房を構える。
1955年にヘルシンボリで開催された展示会H55にて、スパイスボトルを発表し人気を博す。それからはストックホルム中央駅の壁面装飾など公共アートも手掛け、1960年代にBoda 社でグラスをデザインしたことをきっかけに工業意匠デザインの世界へ。
ティーポットやグラスなど日常のガラス器のデザインを手がけ、その後もRörstrand, Höganäs, Svenskt Tenn, Design House Stockholmなどスウェーデンを代表するブランドとコラボレーションをし、セラミック、ガラス、ブロンズ、アルミニウム、コンクリートなど、さまざまな素材を使ったものづくりに挑戦し数々の名作が生まれた。「機能性」と「そのモノに宿る美」はシグネが常に追求していたものと言えるだろう。70年以上にわたる作家活動にて素材に真摯に向き合い、タイムレスでシンプル、そして優美な作品を生み出した。
Photo © Naoko Akechi


※改札外からのご利用の場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券(140円)をお買い求めのうえ、ご入場ください。

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