ロナン・ブルレック オリジナル・リトグラフ展(六本木、東京) 2023.09.22
Photo © Claire Lavabre (Studio Bouroullec)
Life in Art
Ronan Bouroullec / Lithograph Exhibition
ロナン・ブルレック / リトグラフ展
期間:2023年10月27日(金)~ 11月28日(火)
開催店舗:イデーショップ 六本木店 特設 GALLERY、IDÉE TOKYO 併設 GALLERY
作家在店日(六本木):10月27日(金)、10月28日(土) 14:00〜20:00(予定)
イデーでは、現代のフランスを代表するアーティスト/デザイナー、ロナン・ブルレック氏のリトグラフ展を開催いたします。
自身初の本格的リトグラフ・シリーズは全て、描きおろし作品を原画としてパリの伝統的工房Idemにて刷られた、イデーでのみ独占販売する限定作品です。昔ながらの本格的な石版による2作品も制作、ヴァリエーションに富んだ全12作品を展示販売します。額装にも細部まで氏の拘りが詰まった、他にない希少なアート作品。ロナン氏の左手から直感的に繰り出される美しいラインやフォルム、幾重にも重なった色の深みと奥行きを、ご堪能ください。
ロナン・ブルレック氏からのメッセージ(インタビュー映像より抜粋)
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私に真の喜びをくれるのは、肉屋で使う包装紙や段ボールに絵を描くことです。
何か非常に深みがあり、まるで私のペンを受け止めるマットレスのようです。
この(Idemの)石版も、不思議なことにその感触はとても滑らかです。
まるで人肌のように非常に艶やかで、とても柔らかく繊細です。
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色を準備する工程も或る意味極めて有機的で、不完全なところにも好感が持てます。
前日に行われた何かの工程を再現することはできません。
思うにリトグラフには、デジタル印刷やオフセット印刷では得られない、生きた何かがあるのです。
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私が絵を描くことが好きなのは、デザインするのとは対照的に結果がすぐに得られることです。
少し歌のような感じで、これらの作品が巡り巡って、
私の知らない誰かの生活の一部になることもあるでしょうし、それがとても嬉しいです。
私にとって深く考える必要のない行き先。
もし何処かに行ける機会があるならば、それは日本でしょう。
作品例(外寸・税込価格):
L size W720×H1030mm
242,000yen(額装品)
M size W525×H716mm
115,500yen(額装品)
S size W378×H510mm
77,000yen(額装品)
石版 W525×H716mm
132,000yen(額装品)
ロナン氏が細部までこだわった額装
(白塗装ボックスフレーム仕様)
※作品には全て、ロナン氏直筆のサイン+エディションナンバーを記載、Idem Parisの刻印入りです。
※作品は展示会場の他、
イデーショップ オンラインでも販売します。
※会場では作品展示の他、インタビューや制作風景を記録したビデオ作品の上映、パリのアトリエから取り寄せた石版の展示も予定しています。
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Ronan Bouroullec 特集

S size ヴァリエーション(額装品)
アーティスト・プロフィール
Ronan Bouroullec ロナン・ブルレック
1971年、フランス・カンペール(ブルターニュ)生まれのデザイナー/アーティスト。弟のエルワンとの兄弟ユニットとしてVitra, Flos, Hay, Magisなどでプロダクトデザインを手掛け、現在はソロでのデザイン活動をおこなっている。さらにアート作品も多数制作、陶板シリーズ「Bas-Relief」や、利き手から繰り出されるアブストラクトなラインやフォルムが美しいドローイング作品が、世界中で高い評価を受けている。
Photo © Claire Lavabre (Studio Bouroullec)
Idem Paris イデム・パリ
パリ・モンパルナスの伝説的リトグラフ工房、その前身は100年以上の歴史を持つ。マティス、ピカソ、ブラック、シャガールなどの巨匠から現代の作家までさまざまなアーティストの作品を制作し続けるアトリエ。イデーは2014年からIdem Parisにてオリジナルリトグラフの制作をスタートしました。
主催:IDÉE、Life in Art
協力:Studio Bouroullec、Idem Paris
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
