Derek Wilson Exhibition "Forming Shadows"(東京)2023.06.16
Derek Wilson Exhibition
Forming Shadows
期間:2023年7月14日(金) ~ 8月15日(火)
場所:IDÉE TOKYO
IDÉE TOKYOに併設するIDÉE GALLERYでは、7月14日(金)より北アイルランドのベルファストを拠点に活動を行う陶芸家Derek Wilson(デレク・ウィルソン)の2回目となる展示会を開催します。熟練のクラフトマンシップとミニマルな美学から生み出されるモダンなコンセプチュアルオブジェクトは、空間の中で静かに佇み、光の移ろいとともにさまざまな表情を見せてくれます。今展示では、ウォールオブジェクト、ベース、ボウルに加え、新作のスカルプチャーなど、50点を超える作品をご紹介します。この機会にぜひお越しください。

Wall Sculpture, size=S/M/L
187,000yen〜352,000yen
Vessel A, size=S/M/L
121,000yen〜242,000yen
Vessel B, size=S/M/L
121,000yen〜242,000yen
3D Sculpture, size=S/M/L
291,500yen〜594,000yen
Bowl, size=M/L
121,000yen〜198,000yen
※展示作品の一部をこちらでご紹介しています。
Message from Derek Wilson
今回の展示会のために制作した作品は、器を抽象的な造形へと昇華させることができるのか、という探求心に突き動かされて生まれたものです。
ものを入れるという機能を持ち、身近な生活の道具を連想する『器』を、抽象的なフォルムへと発展させたオブジェは、
日常生活を豊かにしてくれる、アートとしての役割を持ちます。
作品の表面の質感、陰翳は、私の思考力と創造力を掻き立てる普遍的な要素です。陶器の形の永続性や堅固さとは対照的に、見る場所や置き方によって、オブジェに反射する光や影がうつろいながら変化していく様は、儚さや無常を表現しています。
'Shadows provide contrast and give form to the light' 「陰翳の濃淡は、光に形を与える」
− In Praise of Shadows - Junichiro Tanizaki 谷崎潤一郎 『陰翳礼讃』
Derek Wilson デレク・ウィルソン
陶芸家/コンセプチュアルアーティスト。アイルランドのデザイン&クラフトカウンシルにて陶芸のトレーニングを受けたのち、ベルファストアートスクールで学位を取得。シンプルさの追求を核に、クラフトとモダンデザインを融合させたテーブルウェアやオブジェクトを制作。現在もベルファストのスタジオにて活動をしており、講義やワークショップも定期的に実施。国際的にも幅広く展示を行っており、その作品は公共及び個人所蔵のコレクションに収蔵されている。
https://www.derekwilsonceramics.com
※改札外からのご利用の場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券(140円)をお買い求めのうえ、ご入場ください。