艸木虫花 Noriko Inomoto expositions2018.02.08

美しいカーブを描く有機的なフォルムのガラスの花器はデコレーターの猪本典子さんのデザインによるもの。
アサガオ、オリーヴなどいずれも植物のモチーフから着想を得た14種の新作花器はそれだけでもユニークな存在ですが、そこに草花をあしらうことで新たな魅力が引き出されます。
会場では猪本さん自身が花を活けるインスタレーションが登場。そこに現れる艸木虫花の息吹に春の訪れを感じながら、花を活ける楽しみを再発見してください。

ひとつの花瓶の中で、季節を度外視した珍種の花が咲き乱れる花卉画が、17世紀のオランダやフランドルで流行しました。1本ずつ写生した花を画面上の花瓶に構成してみせる、いわばヴァーチャルな生け花ともいえますね。
画面上でしかできなかったことも、栽培技術や流通のめざましい発達で今やリアルに。ならば、もっと愉快な花の生け方があっても。
草や木、葉、蕾などから着想を得たフォルムの花器に、異なった花を生けて新種の植物を作るというアレゴリー。

宿り木にまた寄生するチューリップ、レモンの木に実をつける苺、椿の蕾に咲く菫、花瓶にふたがあったっていいじゃないか!
猪本典子

Profile.
猪本典子
デコレーター。植物、和菓子、料理などを使ってデコレーションをし、写真を撮る。著書に、「fresh」、「修道院のレシピ」(共に朝日出版社)、「イロハニ歳時記」、「イノモト和菓子帖」(共にリトル モア)、「ニッポン弁当」(平凡社)など。
イデーとの付き合いは南青山にあった「棘(flowers@idee)」のディレクションを手掛けて以来。当時発表した苔をあてがい、紙とラフィアで仕立てるナチュラルなブーケスタイルは、その斬新さと圧倒的な魅力で今でも伝説として語り継がれる。

【展示会概要】
艸木虫花 Noriko Inomoto expositions

会期:2018年2月23日(金)〜3月12日(月)
場所:イデーショップ 六本木店
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-4 D-0316
東京ミッドタウン Galleria 3F
TEL 03-5413-3455
営業時間:11:00~21:00

Openinng Reception
2018年2月23日(金) 18:30~20:30

ガラス花器各種 ¥4,200〜

協力:sghr

CLOSE